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【Facebookのターゲティングとは?】ターゲティングの種類やリターゲティングについて解説!

  • 2023.08.17
  • 2021.05.17

SNS広告

Facebookは、日本国内だけでも月間およそ2,600万人(2019年7月)が利用しているとされています。またそのほかのSNSに比べて、幅広い年齢に定着したと言われています。

Facebookユーザーが増加するにつれて、マーケティングにFacebook広告を活用する企業も増加し、今では広告配信をするうえで大きなプラットフォームになっています。

これだけ多く存在するユーザーの中で、「ターゲティング」(どの層にどのようにアプローチしていくのか)していくことは広告配信戦略を立てる場合や、実際に広告を運用していくうえで重要になります。

またFacebook広告は、なんといってもその「ターゲティング」の精度の高いことで有名です。

今回の記事では、そんなFacebook広告の「ターゲティング」にフォーカスをして、方法やその特徴などについてご紹介します!

ターゲティングでできること

Facebook広告の「ターゲティング」には3種類あります。この3種類のターゲティングを利用して配信設定を行います。

・コアオーディエンス

地域や年齢、性別などの基本的な属性の以外に、興味や関心、学歴や職歴、普段使用しているデバイスやアプリ利用状況などの行動を設定できます。

またFacebookでは実名登録です。

これらの基本情報と行動履歴を広告の打ち手は活用することができるので、より高いターゲティングの精度を維持することができます。

・カスタムオーディエンス

WEBサイトの訪問者や、自社の顧客データ(メールアドレス、電話番号、Facebookモバイル広告主ID)とFacebookに登録してあるユーザーデータをマッチングさせた機能です。

つまり、すでに自社のサイトや自社のサービス・商品に何等かの接点があるユーザーに対して広告配信することができます。

すでに自社のサービスや商品に対してアクションしたユーザーや、既存顧客をターゲティングすることができるため、それらの層に再度アプローチを行いたいときに設定します。

※実際の設定手順:「新しいオーディエンスを作成」カスタムオーディエンス→「新規作成」→「カスタムオーディエンス」

カスタムオーディエンスの設定は、広告セットの編集画面に表示されるターゲットの設定覧にあるカスタムオーディエンスから>「新規作成」>「カスタムオーディエンス」の手順で行います。

・類似オーディエンス

カスタムオーディエンスやFacebookにいいね!をしているユーザーなどに類似したオーディエンスです。

人々に共通する特徴をFacebookが探し出し、共通点のある他のユーザーに向けて広告配信することができる機能です。

設定手順:「新しいオーディエンスを作成」カスタムオーディエンス→「新規作成」→「類似オーディエンス」

類似オーディエンスの設定は、広告セットの編集画面に表示されるターゲットの設定覧にあるカスタムオーディエンスから>「新規作成」>「類似オーディエンス」の手順で行いましょう。

詳細ターゲティング設定について

詳細ターゲット設定では、さらに細かい条件を選択することができます。

このオプションを取り込むと、広告の掲載対象となる利用者のグループを絞り込むことができます。

この詳細ターゲットを設定する目的として、コアオーディエンスで設定した要素からターゲットを抽出することです。

自社の商品やサービスによりマッチする人物像に近いターゲット設定ができます。

手順としては、広告セットから所在地、年齢・性別、などの基本的な情報を設定した後、詳細ターゲット設定に移動し、ライフスタイルに関する情報を中心に設定していきます。

例:趣味、仕事、ファイナンス、住宅、イベント、パートナー・子供の有無、など…

このように細かく設定することができます。

しかし、詳細であるがゆえにオーディエンスの数が非常に多いので、より有効と思われるボリュームのオーディエンスを設定することが重要になっていきます。

リターゲティングについて

リターゲティングをざっくりいうと、「今まで自社のサイトへアクセスしたことのあるユーザーに向けて、再度広告を配信し、広告をそのユーザーに表示させる」手法です。

簡単に言えば、自社サイトに訪れた人に向けて、狙い撃ちすることができます。

実際に自社のWEBサイトに一度訪れてくれたユーザーは、少なからず、自社のサービスや商品に興味関心があることに間違いはないでしょう。

ですので、ピンポイントで広告効果のあるユーザーにターゲットとすることができるので、他の方法にくらべて、一般的に効果が上がりやすい傾向にあります。

また、ECサイトなどを運営し、リピートユーザーを獲得したい場合は広告をFacebookという日常生活の中に商品を想起させるリターゲティングを行うことで、獲得単価を抑え、また繰り返しユーザーに購入してもらい、ファン化させることが可能です。

類似について

上記に一度記載した、類似オーディエンスについて解説します。

既存の優良顧客と似た傾向を持ち、ビジネスに関心を示す可能性が高いと思われる利用者にリーチを広げるための機能です。

中でも、Facebookは実名での登録を原則としているため、行動情報の他に、より深い情報を所持しています。

そのため、行動情報+属性情報を用いることにより精度の高い広告アプローチが可能になるのです。

類似オーディエンスはカスタムオーディエンスは同じ機能に見えますが、実際には、カスタムオーディエンスは、Facebookのユーザーの中から今まで自社サイトを利用した顧客を見つけ出す機能であるのに対し、類似オーディエンスはそこから派生して、それらの特徴が似ているユーザー探して広告配信ができる機能となります。

つまり、この類似オーディエンスを活用することで、コアオーディエンスやカスタムオーディエンスでは獲得しきれなかったより幅広いユーザー層に向けて広告を配信することができるようになるのです。

iOS14.5による影響

公式URL:

https://ja-jp.facebook.com/business/help/126789292407737?id=1205376682832142

Facebook広告は、AppleのiOS14.5におけるプライバシー関連のポリシーの変更を含んだアップデートにより影響を受けました。

具体的には、Appleが「トラッキング」(アプリが異なるWEBやアプリをまたいで追跡する場合)であると定義する動作を行うAppleStoreにあるアプリを対象に、iOS14.5デバイスでトラッキングの許可を求めるオプトイン設定画面を明示的に表示することを義務化するようになったのです。

このiOS14.5のアップデートで問題となるのが、iOS14.5デバイスで「トラッキング」を許可しないユーザーが増加した場合、コンバージョンイベントに影響が生じ、広告のターゲット設定やレポート作成を行っているビジネスにも影響を及ぼすことになるのです。

簡単に言うと、もともと「トラッキング」をすることの許可の有無はいらなかったのですが、今回のアップデートによりその許可が義務付けれられたため、もしユーザーがその許可を拒否した場合、我々広告主側からすれば、今まで獲得できていた情報を獲得できなくなってしまいます。

そのため、広告の効果が以前より見えにくくなったり、効果的に広告を打つことが前よりも困難になるということなのです。

まとめ

いかかでしたでしょうか。

Facebook広告のターゲティングの種類や効果について、少しでも「解像度が上がった!」と感じていただけていたら幸いです。

これらの配信する広告に合わせたターゲティングや、リターゲティングを利用して、より効率の良い広告運用を目指していきましょう!

広告運用でお悩みの方はサイバーホルン株式会社にご相談ください。

  • 2023.08.17
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